~Snow White~『ニ巻』
稔という男は
傍から見るとどういう男に見えるのか
女将が店の外まで
送りだしてくれた。
「お兄さん、素敵でうらやましいわ。
利香さんもこんな人がそばにいたら
他の男の人がかすんでしまうでしょ?」
と耳打ちした。
「女将、なに悪口言ってる?」
稔がにっこり微笑んだ。
「いえいえ、素敵だとほめておりました。
こんな素敵な人の心を
射止める女性を早く見せていただきたいわ」
見送りに一緒にでてきた
仲居さんたちも笑った。
「うちの子たちもファンがたくさんです。」
「知らなかったな~
今度紹介してよ。
じゃあ、また・・・・・・・
料理長によろしくね。
行くぞ、利香」
「ごちそうさまでした。」
「またいらしてね。」
女将は手を振った。
傍から見るとどういう男に見えるのか
女将が店の外まで
送りだしてくれた。
「お兄さん、素敵でうらやましいわ。
利香さんもこんな人がそばにいたら
他の男の人がかすんでしまうでしょ?」
と耳打ちした。
「女将、なに悪口言ってる?」
稔がにっこり微笑んだ。
「いえいえ、素敵だとほめておりました。
こんな素敵な人の心を
射止める女性を早く見せていただきたいわ」
見送りに一緒にでてきた
仲居さんたちも笑った。
「うちの子たちもファンがたくさんです。」
「知らなかったな~
今度紹介してよ。
じゃあ、また・・・・・・・
料理長によろしくね。
行くぞ、利香」
「ごちそうさまでした。」
「またいらしてね。」
女将は手を振った。