~Snow White~『ニ巻』
「今日ね・・・・」
夏絵が口を開いた。
「バイト休みなのね。
だけどトモは保育園の日だから……」
言いだしにくそうに
夏絵らしくなく口ごもっていた。
「どうした?
らしくないぞ・・・・」
「あ。あのね・・・・
ホワイトイルミネーションが見たいの。
リュウと見たいの。
だめ?だよ・・・・ね・・・?
トモの保育園の日が決まってるから
こんなチャンスはめったになくて
いつか行ってみたいって
思ってたの。
自分一人でみんなのように
好きなことしてみたいって・・・
いつもトモが一緒だから
なかなか公園くらいしか行けなくて…
バイト代も入ったし
お礼にご飯おごるから。」
機関銃のように慌てて話す
夏絵が可愛くて
思わずふきだした。
「ひどい・・・・
勇気だして言ってるのに・・・
昨日一晩寝られなかった。」
「なんで?」
「だって、私を避けてたじゃん・・・」
見る見るうちに大きな目は
大洪水になった。
夏絵が口を開いた。
「バイト休みなのね。
だけどトモは保育園の日だから……」
言いだしにくそうに
夏絵らしくなく口ごもっていた。
「どうした?
らしくないぞ・・・・」
「あ。あのね・・・・
ホワイトイルミネーションが見たいの。
リュウと見たいの。
だめ?だよ・・・・ね・・・?
トモの保育園の日が決まってるから
こんなチャンスはめったになくて
いつか行ってみたいって
思ってたの。
自分一人でみんなのように
好きなことしてみたいって・・・
いつもトモが一緒だから
なかなか公園くらいしか行けなくて…
バイト代も入ったし
お礼にご飯おごるから。」
機関銃のように慌てて話す
夏絵が可愛くて
思わずふきだした。
「ひどい・・・・
勇気だして言ってるのに・・・
昨日一晩寝られなかった。」
「なんで?」
「だって、私を避けてたじゃん・・・」
見る見るうちに大きな目は
大洪水になった。