~Snow White~『ニ巻』
第八章
「今日はありがとう。
すごくすごく楽しかった。
素敵なブーツも選んでもらったし
お金出してもらっちゃって……」
「いいよ、
お好み焼きごちそうになったし。」
「うれしかった。
こんなことしてみたかったの。
好きな人とイルミネーション見たり
美味しいもの食べたり
自分のものを選んでもらたり
今夜は全部やってもらってうれしかった。」
「頑張りすぎだからな、夏絵…」
「たまに全部捨ててしまいたくなる。
でもトモは私のたった一人の家族だもん。
私はおかあさんなんだって
思ってるの。
だから頑張らなくちゃ。
卒業したら就職して二人で暮らすんだ。
こんな居心地の悪い生活しないとこに…」
星空を見上げて夏絵が白い息を吐く
「さむ~~~~っ…」
竜平の肩に頭を乗せた。
「好き・・・・。
迷惑だけど好きだから・・・。」
リュウのこと絶対幸せにするよ。」
「夏絵・・・・・
俺は利香を好きなんだ。」
竜平はそう言いながらも
夏絵の体を抱きしめた。
「俺、すげーずるい奴だろ?」
そう言って冷たい夏絵の頬に
自分の頬をピタッとつけた。
すごくすごく楽しかった。
素敵なブーツも選んでもらったし
お金出してもらっちゃって……」
「いいよ、
お好み焼きごちそうになったし。」
「うれしかった。
こんなことしてみたかったの。
好きな人とイルミネーション見たり
美味しいもの食べたり
自分のものを選んでもらたり
今夜は全部やってもらってうれしかった。」
「頑張りすぎだからな、夏絵…」
「たまに全部捨ててしまいたくなる。
でもトモは私のたった一人の家族だもん。
私はおかあさんなんだって
思ってるの。
だから頑張らなくちゃ。
卒業したら就職して二人で暮らすんだ。
こんな居心地の悪い生活しないとこに…」
星空を見上げて夏絵が白い息を吐く
「さむ~~~~っ…」
竜平の肩に頭を乗せた。
「好き・・・・。
迷惑だけど好きだから・・・。」
リュウのこと絶対幸せにするよ。」
「夏絵・・・・・
俺は利香を好きなんだ。」
竜平はそう言いながらも
夏絵の体を抱きしめた。
「俺、すげーずるい奴だろ?」
そう言って冷たい夏絵の頬に
自分の頬をピタッとつけた。