~Snow White~『ニ巻』
「竜はまだ帰らんよ~
利香さん」
明るい洋平の声だった
「そっか~~」
「電話させる?」
「学校でいいよ。
それより三者懇談、おじさま
洋ちゃんの時どんな顔するんだろうね。
怒られるかな?」
「怒んないよ。
俺はどうでもいいんだよ。
竜さえいればさ~~~
いつもおまえの好きなようにしなさい
お決まりのパターンだし」
「そうなの・・・・
進学するんでしょ?」
「う~ん・・・まぁ・・・・
まだやりたい方向性が見えてないから
手職つけるのに工業系に進むつもり~
設計とか自分だけの仕事をしたい。
いつか名指しで来るような~」
「考えてるんだ~すごいじゃん。」
「利香はいいよ。
頭いいしさ・・・・・・
やっぱり竜と一緒なんだろ?」
「まだ竜ちゃんに話してないけど
就職するつもりでいるの。」
また先に洋平に話している
これも私の裏切りなのかもしれない
竜平を責める立場じゃない
利香さん」
明るい洋平の声だった
「そっか~~」
「電話させる?」
「学校でいいよ。
それより三者懇談、おじさま
洋ちゃんの時どんな顔するんだろうね。
怒られるかな?」
「怒んないよ。
俺はどうでもいいんだよ。
竜さえいればさ~~~
いつもおまえの好きなようにしなさい
お決まりのパターンだし」
「そうなの・・・・
進学するんでしょ?」
「う~ん・・・まぁ・・・・
まだやりたい方向性が見えてないから
手職つけるのに工業系に進むつもり~
設計とか自分だけの仕事をしたい。
いつか名指しで来るような~」
「考えてるんだ~すごいじゃん。」
「利香はいいよ。
頭いいしさ・・・・・・
やっぱり竜と一緒なんだろ?」
「まだ竜ちゃんに話してないけど
就職するつもりでいるの。」
また先に洋平に話している
これも私の裏切りなのかもしれない
竜平を責める立場じゃない