~Snow White~『ニ巻』
洋平とはたまにメールをしていた。
竜平よりは仕事をしてるせいか
話が合うのは洋平だった。
お互いの仕事の愚痴や
頑張りを語り合って
励まし合っていた。
今は洋平の方が近い存在になっている。
「おじさまの会社で何かあったみたい。
大槻って・・・若造って聞こえたの。
もしかしたら兄のことかも・・・」
「大槻・・・・
こっちに支店を出すって新聞に出てた。」
「兄が動きだしたのかしら
もしかしたら…大変なご迷惑をかけて
しまってるんじゃないかしら・・・」
「ライバル会社なのは確かだな。」
「私が関係者だと知ったら
おじさまは私を嫌いになるわね。」
「ん・・・・・・。
いいって、深く考えるな。
送って行くよ。」
「竜ちゃんとも付き合えなくなるわね。」
利香の暗い顔に
洋平も稔が動き出したという
胸騒ぎを感じざる得なかった。
竜平よりは仕事をしてるせいか
話が合うのは洋平だった。
お互いの仕事の愚痴や
頑張りを語り合って
励まし合っていた。
今は洋平の方が近い存在になっている。
「おじさまの会社で何かあったみたい。
大槻って・・・若造って聞こえたの。
もしかしたら兄のことかも・・・」
「大槻・・・・
こっちに支店を出すって新聞に出てた。」
「兄が動きだしたのかしら
もしかしたら…大変なご迷惑をかけて
しまってるんじゃないかしら・・・」
「ライバル会社なのは確かだな。」
「私が関係者だと知ったら
おじさまは私を嫌いになるわね。」
「ん・・・・・・。
いいって、深く考えるな。
送って行くよ。」
「竜ちゃんとも付き合えなくなるわね。」
利香の暗い顔に
洋平も稔が動き出したという
胸騒ぎを感じざる得なかった。