~Snow White~『ニ巻』
「大柴に何をしたの?」
「来ると思ったよ。
それは、仕事のことだからな。
大柴より安い仕事でアピールしただけさ。
この世の中、飛びつくだろ?
同じ仕事をするなら、安い方に・・・・」
「こっちに出したのは
大柴を威圧するためなんでしょ?
私への嫌がらせで。」
稔はコーヒーを口にした。
「嫌がらせか・・・・・。
大柴建設といえば道内一位と言われる大手だからな。
それは、そこねらうのが
大事だろうさ~」
「東京でやってればいいじゃない?」
「い~や~俺は日本が誇る企業にする。
そのうち海外にも進出したい。
そのために仕事だけに打ち込んできた。
愛おしい女にも会えずにな~
でも会いに来てくれてうれしいな~」
「別に会いにきたんじゃないし
あまり卑劣なことしないでほしい。
それを言いに来たの。」
「卑劣?
会社の競争ってそんなもんだよ。
勝つか負けるか・・・・さ。」
「縁を切ってほしい」
利香はそう吐き捨てた。
「来ると思ったよ。
それは、仕事のことだからな。
大柴より安い仕事でアピールしただけさ。
この世の中、飛びつくだろ?
同じ仕事をするなら、安い方に・・・・」
「こっちに出したのは
大柴を威圧するためなんでしょ?
私への嫌がらせで。」
稔はコーヒーを口にした。
「嫌がらせか・・・・・。
大柴建設といえば道内一位と言われる大手だからな。
それは、そこねらうのが
大事だろうさ~」
「東京でやってればいいじゃない?」
「い~や~俺は日本が誇る企業にする。
そのうち海外にも進出したい。
そのために仕事だけに打ち込んできた。
愛おしい女にも会えずにな~
でも会いに来てくれてうれしいな~」
「別に会いにきたんじゃないし
あまり卑劣なことしないでほしい。
それを言いに来たの。」
「卑劣?
会社の競争ってそんなもんだよ。
勝つか負けるか・・・・さ。」
「縁を切ってほしい」
利香はそう吐き捨てた。