~Snow White~『ニ巻』
待つ身は・・・・
それでも幸せだと思った。
一人で生きてきたあの日々は
竜平を忘れるために必死に働いていた。
今は会えなくても電話やメールが来た。
だから寂しくない
これ以上求めたら罰があたる・・・・・
だけど・・・・
利香にはどうしても欲しいものがあった。
久しぶりに抱きしめられて
利香の胸はときめいた。
「あ・・・しまった。
買ってくんの忘れちゃった。」
いいところで竜平はそう言った。
「怖いの?」
「いや…そうじゃないけど…」
「私に子供ができたら困る?」
竜平は困った顔をしたが
「そんなことはないけど・・・・」
竜平は間違いなく怖がっていた。
利香の目はおどおどしてる竜平を見た。
「なかったら抱いてくれないの?」
「いや…ちょっとコンビニ行ってくるかな。
確か売ってたよな。」
竜平が体を起こした。
それでも幸せだと思った。
一人で生きてきたあの日々は
竜平を忘れるために必死に働いていた。
今は会えなくても電話やメールが来た。
だから寂しくない
これ以上求めたら罰があたる・・・・・
だけど・・・・
利香にはどうしても欲しいものがあった。
久しぶりに抱きしめられて
利香の胸はときめいた。
「あ・・・しまった。
買ってくんの忘れちゃった。」
いいところで竜平はそう言った。
「怖いの?」
「いや…そうじゃないけど…」
「私に子供ができたら困る?」
竜平は困った顔をしたが
「そんなことはないけど・・・・」
竜平は間違いなく怖がっていた。
利香の目はおどおどしてる竜平を見た。
「なかったら抱いてくれないの?」
「いや…ちょっとコンビニ行ってくるかな。
確か売ってたよな。」
竜平が体を起こした。