~Snow White~『ニ巻』
「ずっと寂しかったわ……」
夏絵の息を首筋に感じた。
「ごめん。仕事っていいわけだけど
ほんと忙しくて・・・・」
「わかってる。
お仕事を頑張ってるあなたを尊敬してるわ。
だけど最近はどうしてかな・・・・
なんだか不安だったの・・・・。
リュウの後に黒い霧がかかっているようで」
竜平は落ち着かなかった。
夏絵は知ってるのか?
「つわりの調子はどうだい?」
「今日は大丈夫だった・・・・
きっとリュウがいてくれるからよ。」
「それはよかった。」
「幸せにしてくれてありがとう。
トモも可愛がってくれて感謝してる。
そして子供を産めることも
リュウが守ってくれることも……
私を選んでくれてありがとう……」
言葉が突き刺ささり
夏絵の涙を肌に感じた。
「どうしたらこれから先も
ずっとずっとあなたをひきとめられる?
私はなんでもするわ。
あなたがいない人生なんて……
考えられない……
もしあなたがいつか将来私を捨てたくなったら
そう考えると死んでしまいたくなるわ。
愛してる・・・・
一緒になってからも私の想いは
大きくなるばかり・・・・・・
あなたが仕事のことや・・・
他のこと・…考えてるだけでも
嫉妬してるの・・・・・・
こういう女ってイヤでしょう?
だからどうしたらいいのか教えて
嫌われたくないの……」
罪悪感と愛おしさで胸が潰されそうだった。
夏絵の息を首筋に感じた。
「ごめん。仕事っていいわけだけど
ほんと忙しくて・・・・」
「わかってる。
お仕事を頑張ってるあなたを尊敬してるわ。
だけど最近はどうしてかな・・・・
なんだか不安だったの・・・・。
リュウの後に黒い霧がかかっているようで」
竜平は落ち着かなかった。
夏絵は知ってるのか?
「つわりの調子はどうだい?」
「今日は大丈夫だった・・・・
きっとリュウがいてくれるからよ。」
「それはよかった。」
「幸せにしてくれてありがとう。
トモも可愛がってくれて感謝してる。
そして子供を産めることも
リュウが守ってくれることも……
私を選んでくれてありがとう……」
言葉が突き刺ささり
夏絵の涙を肌に感じた。
「どうしたらこれから先も
ずっとずっとあなたをひきとめられる?
私はなんでもするわ。
あなたがいない人生なんて……
考えられない……
もしあなたがいつか将来私を捨てたくなったら
そう考えると死んでしまいたくなるわ。
愛してる・・・・
一緒になってからも私の想いは
大きくなるばかり・・・・・・
あなたが仕事のことや・・・
他のこと・…考えてるだけでも
嫉妬してるの・・・・・・
こういう女ってイヤでしょう?
だからどうしたらいいのか教えて
嫌われたくないの……」
罪悪感と愛おしさで胸が潰されそうだった。