~Snow White~『ニ巻』
「弟は、智久・・・・
トモって呼んでください。」
トモは「ダッコ、ダッコ」
夏絵にそう言った。
「かわいいね~」
「うん、可愛い、この子だけが
私の家族だから。
宝物なの。」
そう言って頬ずりした。
夏絵の母親は、どーしよーもない女で
トモと夏絵は父親が違う。
トモを産んだ後
トモの父親と別れて
新しい男をおいかけて失踪中と笑った。
「それで今、母の兄に世話になってるけど
いたたまれなくて…母が迷惑かけてるようだし
借金とか・・・・で・・・
だからバイトしてお金いれて
おこづかいとかも迷惑にならないように
自分で稼いでいるの。
トモの保育費の足しにしてもらってて」
あどけない顔に
たくさんの苦労を背負ってるのが
可哀そうだと思った。
少しするとトモが
竜平になついてきた。
「ダッコ・・・」
竜平は高くトモを空に向けて
抱き上げると
トモは満面の笑みで
キャッキャッと笑った。
トモって呼んでください。」
トモは「ダッコ、ダッコ」
夏絵にそう言った。
「かわいいね~」
「うん、可愛い、この子だけが
私の家族だから。
宝物なの。」
そう言って頬ずりした。
夏絵の母親は、どーしよーもない女で
トモと夏絵は父親が違う。
トモを産んだ後
トモの父親と別れて
新しい男をおいかけて失踪中と笑った。
「それで今、母の兄に世話になってるけど
いたたまれなくて…母が迷惑かけてるようだし
借金とか・・・・で・・・
だからバイトしてお金いれて
おこづかいとかも迷惑にならないように
自分で稼いでいるの。
トモの保育費の足しにしてもらってて」
あどけない顔に
たくさんの苦労を背負ってるのが
可哀そうだと思った。
少しするとトモが
竜平になついてきた。
「ダッコ・・・」
竜平は高くトモを空に向けて
抱き上げると
トモは満面の笑みで
キャッキャッと笑った。