First Love
土曜日。

天気は快晴。

絶好のお出かけ日和。

朝早くから起きて服を決め髪を巻いていつもより丁寧に化粧をする。

やっぱ彼氏には可愛いって思われたいんだもん。

それから、待ち合わせ場所に行くと蓮がもういて壁によりかかってた。

私服を初めて見たけどすっごくカッコイイ。

『蓮。待った?』

「いや。」

そう言ってこっちを見た蓮は
そっぽを向いて口を手で隠した。



「ほらっ行くぞ」

手をさし出してきた。

まだ驚いている私に痺れを切らしたのか強引に手を繋ぐ。

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