First Love
ヒロトは笑顔で相手してるが
俺は無視して女達を睨み付ける。
その時。

    カタン

隣のやつが座ったらしい。

へぇー隣は神崎だったのか。

こっちを迷惑そうに見ている。

そして、女どもがいなくなった瞬間
ため息をつきやがった。

「どうかした?ため息なんかついて。」

ヒロトが早速口聞いてやがる。

「いや、女子があまりにもうるさくて」

顔はくずさずさらっといいやがった。

「ぷっ。君正直だね。」

「まぁね。自分を偽りたくないもの」

こいつおもしれぇ。

< 19 / 156 >

この作品をシェア

pagetop