First Love
「ちょっと真梨愛!!いいの?もうヒロト達に言ったら?絶対あいつら卑怯な手を使ってくるよ。」

『芽衣私がそんなコトにビビると思ってるの?』

「ははっ。そうだった。」

芽衣が思い出したように言う。

『だから、ヒロトや蓮に言わないでね?私一人でカタをつけるから』

「はーい」

そして放課後。

「真梨愛ちゃん。芽衣ちゃん。一緒帰ろー」

『ごめんヒロト。私今日用事があるから帰れないわ。』

「あれ?芽衣ちゃんと真梨愛ちゃをが別々に帰るなんて珍しいねっ」

「何の用事だ?」

蓮が不機嫌になりながら聞いてくる。

「まっ、たまにはいいじゃん。さっ帰ろー。じゃあね真梨愛。」

芽衣が慌てて二人を引っ張ってく。

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