Honey Love



「んっ」

おでこに、チョコ風味の熱い吐息とともに落とされたキス。

凜久を見上げると……



「あ……、」

「ん?」

凜久の唇、チョコが付いてる。


どうしよう……
何かこういうのって、言いづらいよ――。



「何?」

「えっと……」

「言わないと……」

「ひぁっ」

いつの間に移動したのか、凜久の指がワンピースの中をまさぐり始めた。


「ん……っ、くすぐった…」

背中のラインをなぞられると、ゾクゾクする。

その感覚にまだ慣れなくて……。


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