Honey Love



“赤ずきんちゃんは、お母さんに頼まれたお菓子を

もうちょっとだけ……

もうちょっとだけなら……、


おばあさんの家に着く頃には、
バスケットに入っていたお菓子はいつの間にかなくなり

変わりに赤ずきんちゃんは……”




「あれ?何を入れたんだっけ」

首をひねりながら、童話の続きを考えてみる。



「私も……食べちゃおうかな」


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