Honey Love
「先、に……?」
「……うん。僕の一目惚れなの」
恥ずかしがりやな瑠璃が逃げてしまわないように
片手でまだ真っ赤の瑠璃の顔を優しく包む。
「好き……」
ちゃんと気持ちが伝わりますように……って、瑠璃の唇にキスを落とした。
そしたら――
「私も……好、んっ」
もう我慢出来なくなって、大事な言葉を聞く前に、また瑠璃にキスをしてしまう。
「目……覚めちゃった?」
さっき、すごく眠そうにしてたから。
そう言うと
「ん、……覚めちゃった」
照れるように話す瑠璃に
「瑠璃の全部、僕のモノにしたい」