夏と秋の間で・乙

「なんだったんだろう?・・・・。アレ・・・・」



 思わず声に出ていた。



 呆れから出た言葉だったが、半分嫉妬も混じっていた。



 自分は、失恋したばかりだというのに・・・・・・・・。



 結局その日、望巳は5分の遅刻をした。



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