王子様と秘密の女の子

俺は何故四人と言ったのか自分でもわからなかった





だが心の中では何か忘れてはいけない事を忘れてしまったような感覚に陥り落ち着かなかった





その感覚は日に日に増して強くなった





井上や晶もこの頃感じるらしい





この日の放課後、俺達三人は馴染みのある大きな木がある公園に向かった





そして驚く光景を目にした




なぜならこの木だけが枯れずに繁っていたからだ
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