王子様と秘密の女の子
『お願い皆、聞いてほしい事があるの・・・・』
私はポツリポツリと話しはじめた
要との関係、私を庇ったことによって大怪我をし、死んでしまったこと
『要が私を庇ったことによって死んだことは事実だから、私が殺したって言われても、仕方がないことだとは思ってる』
『だけどそのことについて由来達が傷付く事は我慢出来ないの』
皆黙って最後まで聞いてくれた
「愛川さん、ごめんなさい。知りもしないのに、酷いことばかり言ってしまって」