王子様と秘密の女の子

司会「皆さんお待たせしました。ただ今より新年を祝いまして、そして皆さんの幸せを祝いまして伝統の演奏を行いたいと思います。」





辺りを見回すと優や由来、晶君、クラスの皆が見えた





私は一呼吸をし、マイクに向かった





『明けましておめでとうございます。皆様の心に響く音楽を届けたいと思います。聞いてください』





私がマイクを切ると静かに音が鳴りはじめた
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