王子様と秘密の女の子

周りの空気がいっきに下がり、辺りが冷たくなった



目の前に少年が現れた


〔お姉ちゃん何しにきたの?〕


『私はね、あなたに会いにきたの。ごめんね、今まで気づいてあげられなくて』


すると少年は目から涙を流し始めた



〔お姉ちゃんは僕を迎えに来てくれたの?僕ずっと独りで淋しかったんだ〕



私は少年の側まで近づき優しく抱きしめてあげた



『もう大丈夫だよ。お姉ちゃんが着いてるから(ニコ)』


微笑むと少年は泣き止み、笑顔を見せてくれた
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