王子様と秘密の女の子

優「ふぅ〜ん、まあいいか。それよりもこのガキ任せていいか?」



『はい。じゃあ僕、こっちへおいで』



と言うと晶の腕の中から降り、



〔お兄ちゃん達今までありがとう!バイバイ!〕



と言って私の方に向かってきた



私は少年と手を繋いで護神木の前までやってきた



『我が名においてこの者を救い賜え、そして安らかな眠りとともに輪廻の巡りにのせたまえ』



そういうと護神木の光と共に少年は消えた



少年はもう悲しそうな顔をしておらず笑顔だった
< 25 / 207 >

この作品をシェア

pagetop