王子様と秘密の女の子
夕食後、ペアの片方が残り明日の予定を確認するため由来が残ることになった
「一人で帰るなんて本当に大丈夫?」
『心配しないで!お風呂入れて待ってるから!』
「わかった。じゃあまたあとで」
大広間を出てエレベーターに乗ろうとすると後ろの三人組に声をかけられた
「愛川さん、ちょっと一緒に来てもらってもいいかしら?」
あまりクラスメートと話さない私はどう対応しおうか考えていると、その中の一人に腕を掴まれて人気のない廊下につれていかれた
ドンッ
私は今まで引っ張られていた人に投げ飛ばされ、壁にぶつかった
「あなたいったいなんのつもり?鷹宮君と高山君に馴れ馴れしく話しかけるなんて」
「あんたみたいな地味な女があの二人に話しかけるなんで図々しいにもほどがあるわ!」
「あの二人に付きまとうのやめてくれない?!」
『私は別に「言い訳する気?!井上さんは綺麗だから仕方がないけど、あんたみたいな地味な女はおまけなんだから、立場をわきまえなさいよ」