王子様と秘密の女の子

＊由来side

柚菜が入院して二週間、今日退院して明後日の終業式に学校に来るらしい



５時間目にメールが届き、今優達に伝えるため、Ｂ組に来ている



「あのさ、鷹宮君と高山君いる？」



「おーい、鷹宮、高山、ご指名だぞ！」



クラスの入口にいた男子生徒に声をかけると親切に呼んでくれた



教室からでてきた二人を連れて人気のない廊下に行った



晶「由来ちゃんどうしたの？クラスまで来てくれるなんて嬉しいな！」



「さっき柚菜からメールがきて退院しと今家にいるって。終業式の日に学校にくるらしいよ」



柚菜からきたメールを見せながら話すと二人は安心した顔をした



優「そうか、よかった。井上は今日柚菜の家に行くのか？」



「行かないわ。柚菜が会いたいって言うまでは。あの子の嫌がることはしたくないから」



晶「じゃあ俺らも待とうな！」



優「ああ、そうだな」



それから軽い話しをして私達はわかれた