王子様と秘密の女の子
―――職員室
「失礼します。愛川ですが」
するとちょうど職員室にいた保健の先生がやってきた
「愛川さん?!もう大丈夫なの?」
『あっはい、大丈夫です』
「そう良かったわ。こちらの人は・・・・・」
「柚菜の兄です。先日は妹がお世話になりました」
「いいえ、お友達が早く連れて来てくれたから、対処も早く出来て」
「じゃああとで友達の所に行かないとな」
そういってお兄ちゃんは私の頭を撫でてくれたので私もニコッと笑った