王子様と秘密の女の子

ガラガラガラ――――



教室の戸を開けると、由来と優、晶が待っていてくれた



由「あっ柚菜!」



私が教室に入ったら由来が駆け寄ってきて、私の机に四人で集まった



優「もう大丈夫なのか?」


『うん、もう大丈夫だよ』


私が優の顔を見ながら言うと優は微笑んだ



由「本当に心配したわよ。でも柚菜のお母さんから電話があった時はホッとしたわよ」



晶「でもこうしてまた四人で集まれてよかったよかった!それよりもさ、皆で花火大会に行かない?」



『花火大会?』



晶「そ!一週間後にあるからさ!行こうよ」



優「花火大会かぁ〜、久しぶりに行くか!」



由「じゃあ新しい浴衣買いに行かなきゃね!」



『うん!』



小さい時にしか花火大会に行ってそれ以来だったので楽しみだった
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