俺のためにベルは鳴る
ヘタレな俺の胸のうち
大丈夫…か。
絶対、大丈夫…か。
でも、
「…んなの、わかんねぇよ。」
「っ!!」
そう。
この世に“絶対”なんてあるわけなくて、
“絶対”なんて信じられなくて、
“絶対”なんて…
「……篤志。」
「ん?」
「俺、ぶっちゃけ、マリアに好かれてる自信あるんだ。」
「うん。」
「でも…」
「うん。」
「……こえぇ…よ。」
「………」
俺は怖くて…
ただただ怖くて…
期待するのが…
いや、期待した分、“もしも”が起こったときが、
怖くて怖くて仕方がなくって…
絶対、大丈夫…か。
でも、
「…んなの、わかんねぇよ。」
「っ!!」
そう。
この世に“絶対”なんてあるわけなくて、
“絶対”なんて信じられなくて、
“絶対”なんて…
「……篤志。」
「ん?」
「俺、ぶっちゃけ、マリアに好かれてる自信あるんだ。」
「うん。」
「でも…」
「うん。」
「……こえぇ…よ。」
「………」
俺は怖くて…
ただただ怖くて…
期待するのが…
いや、期待した分、“もしも”が起こったときが、
怖くて怖くて仕方がなくって…