俺のためにベルは鳴る
チラチラと粉雪の舞う、ホワイトクリスマスの今日。
俺と篤志は、今日も2人仲良く、石投げ…いや、石山神社に来ている。
なぜか…って?
それは…
「はぁ…お前さぁ、石投げんならちゃんと入れろよ。」
「……ゴメンナサイ。」
「鐘に当てるとか…マジありえねぇだろ。見つけて下さいっ!!…って言ってるもんじゃね?」
「……ゴメンナサイ。」
「まっ、いいけど。」
「………」
そう。
願いを込めて小石を投げたはいいものの、
投げた小石は賽銭箱じゃなく、その上のボロっちぃ鐘に見事ヒットし、
当たり所が悪かったのか、
ガランガランと激しい音を立ててしまったせいでクソ神主に見つかってしまった俺らは、
卒業までの2年ちょい、
境内の掃除やら、賽銭と小石の仕分けやら、祭りの準備の手伝いやら…
とにかくっ!!
罰として、雑用という雑用をやらされるハメとなってしまったからだ。
俺と篤志は、今日も2人仲良く、石投げ…いや、石山神社に来ている。
なぜか…って?
それは…
「はぁ…お前さぁ、石投げんならちゃんと入れろよ。」
「……ゴメンナサイ。」
「鐘に当てるとか…マジありえねぇだろ。見つけて下さいっ!!…って言ってるもんじゃね?」
「……ゴメンナサイ。」
「まっ、いいけど。」
「………」
そう。
願いを込めて小石を投げたはいいものの、
投げた小石は賽銭箱じゃなく、その上のボロっちぃ鐘に見事ヒットし、
当たり所が悪かったのか、
ガランガランと激しい音を立ててしまったせいでクソ神主に見つかってしまった俺らは、
卒業までの2年ちょい、
境内の掃除やら、賽銭と小石の仕分けやら、祭りの準備の手伝いやら…
とにかくっ!!
罰として、雑用という雑用をやらされるハメとなってしまったからだ。