学校一色



普通のアパートである私の家について先輩にありがとうございますと行って車から出ようとした。

すると先輩が私の腕を掴んだ。



「え‥?なんですか?」


「今朝何時だと思ってんだよたかりんちゃん?

こんな朝早く学校行っても開いてねぇんだけど‥」

「家に帰れば‥」

「ガソリン代払ってくれる?」

「‥‥‥‥‥家入りますか?」

「え?いいのかぁ?
お邪魔する気はなかったんだけどなぁ」


ニヤニヤしながら言う朝倉先輩は車を指定のところに止めて車から降りてきた。


―――― 殴りてぇ!!



< 30 / 41 >

この作品をシェア

pagetop