学校一色


私はぐちゃぐちゃの目玉焼きを急いで食べて綺麗にアイロンがかけてあるスーツを着て、軽く化粧をする。


「寝起きとは大違い」

フッと笑う先輩を我慢の限界で足を蹴ってやった。


「いって」


そう本気で痛そうな先輩を見るとなんかスゥと嫌な気分が晴れていった気がした。



先輩に乗せてもらい学校に着いた。


私達が一番でちょっと安心する。



「今日初めて生徒とご対面かぁ」


ぼそっと呟いて席に着いた。




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