甘猫とツンデレ。
授業を聞いてても頭にはいらない。


隣の君しか頭にないから。

ぼーっと君を見つめる。


「んー、平野!」


「あ、」


「あ、じゃない。これといてみろ。」


どこだよ。きいてねえよ。


となりで甘猫こと祐樹(ユウキ)がつっついてくる。

ノートを見せて答えを。


ありがとうって。


あとで話しかけるキッカケにもなったのに。






私の答えは。



「わかりません。聞いてませんでした。」

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