Rain
『焼き鳥とか嫌?あ…女の子はそういうの嫌やんなぁ…大衆じみてて。庶民満開やんって思ってるやろ』


『そんなことないよ』




あたし?
むしろ大歓迎。


そういうとこのほうが気楽でまったりできるから。





あたしにはオシャレなお店は少し窮屈。


彼女は…そういうの嫌だったのかな?






結局あたしと聖夜くんは聖夜くんが知っている焼鳥屋に行くことになった。


ざわざわする店内。


お世辞でもあまり綺麗とは言えないお店だったけど、なんとなくあたしには落ち着けるお店だった。
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