探偵屋②
目撃者らしき男性に別れを告げ、僕たちは駐車場に向かった


まぁ今いないだろうけどね


示された駐車場に行った
畑川さんはもちろんいない



何か手がかりがあるかもしれない

長谷川と僕は何か落ちていないか調べた

「あっ!!」
長谷川が叫んだ

「何かあったんですか!?」

「見ろ……これ」

「なんですか?」

急いで長谷川の指す方向に行った






「見ろ。バナナの皮だ」

「…だから?」

「きっとこれは車を滑らすための巧妙な罠
一体誰がこんな卑劣なことを……」

「考えすぎっ!!」


となんやかんやあり、あれから五時間くらいたった
未だ手がかりとなる物は見つかっていない

「もう暗いですし、帰りましょう」


すると長谷川はニヤリと笑い

「せっかくだからここで待ち伏せしようぜ。畑川を」

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