探偵屋②
「長谷川さん。ありがとうございました」
「何が?」
長谷川はまたエロ本らしき本を読んでいた
「僕のことなのに、あんな必死になってくれて」
「あー。あれね」
長谷川はたいぎそーに言った
「あれはね。好感度UP目指そう隊の行事のいっかんだよ」
「はい?」
「今な、ネット上でそういう行事があんだよ。それに参加してるわけよ」
「何それ。ふざけてんですか?」
「ふざけてねーよ。至って真面目だ」
「ちっ」
やっぱ、独立してた方がよかったかもなぁ
「僕、猫捜してきます」
真之助は文句をブツブツ言いながら外に出た
そんな様子を横目で見ていた長谷川
そして少し笑い
「ありがとよ」
と真之助に聞こえない、小さな声で言った
-end-
「何が?」
長谷川はまたエロ本らしき本を読んでいた
「僕のことなのに、あんな必死になってくれて」
「あー。あれね」
長谷川はたいぎそーに言った
「あれはね。好感度UP目指そう隊の行事のいっかんだよ」
「はい?」
「今な、ネット上でそういう行事があんだよ。それに参加してるわけよ」
「何それ。ふざけてんですか?」
「ふざけてねーよ。至って真面目だ」
「ちっ」
やっぱ、独立してた方がよかったかもなぁ
「僕、猫捜してきます」
真之助は文句をブツブツ言いながら外に出た
そんな様子を横目で見ていた長谷川
そして少し笑い
「ありがとよ」
と真之助に聞こえない、小さな声で言った
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