探偵屋②
「ていゆーこと。ご退場願います。」
「ちょっと待ってくださいよ。簡単に親に言えっていうけどもし言えるなら既に言ってるよ!!」
もう一人の相談者。(貧乏の方)
喜一(キイチ)さんが口を開いた
「だったら何でも屋に言って手伝ってもらえよ。ここは探偵屋だ」
「…」
「あんたらは何様のつもり?自分等が不幸だとでも思ってんのかよ。親に言えないような恋なんてやめちまえよ」
「わかりました。もうあんたらになんか頼みません。行こう!!政人」
そう言って二人とも出ていった
「はぁ…」
長谷川さんは大きなため息をついた
「どしたんですか?らしくないですね」