モラトリアム
そんなノボルが、
だんだん可笑しくなって、
アタシも思わず笑ってしまう。


するとノボルは、
アタシをじっと見つめて、
近づいてくる。

アタシは、
その空気ですぐに分かる。


キスされる




軽いキスをアタシに残し、
また、カラオケへと戻るノボル。
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