いちごみるく
そして今日入学式を迎えた。


「よし!行こう!」


新しい靴もはいて家を出た。


「おぉ~やっとついたー」


桜の花びらが散っている。


なんだ?あの人だかり。


なんかあるのか???


まぁいいや!行ってみよっ。


そしてついた先にはクラス表が。


「んー俺はB組かー」


ぼぉーっと眺めていると


バンッ!!!!!!


あたってきたやつは・・・


宮本実瑠来!!!!!


中学の3年のときの


クラス1位可愛い子だ!!


でもなんであいつがここに??


やべっ・・今日も可愛い\\\\


実瑠来だけは悪口を言わなかった。


そんなあいつに俺は惚れてた。


「おい!お前待てよ!」


「はひ・・・・っわたしでふか?」


まぢ可愛い。この挙動不審な感じ。


「なに緊張してんだよ!俺だよ俺!」


「お名前は?」


まさかのーーーーーー!


やっぱ俺って影薄いのか・・・。


「根乃剣太だよ!覚えてねぇーの?」


やっぱり・・・知らないよな。


「あっ!!同年の剣太くん!!」


きたーーーーーー!


しかも下の名前!


やばい俺顔赤いかも。


「ねぇねぇなんか変わったよね?」


えっ・・えっ・・・・


ば・・・れ・・・・た!!!


そりゃわかるよな。


「もしかして高校生デビュー?」


なに言ってんだこいつ!!!!


予想的中じゃないか!!!


うわ・・やたら恥ずかしい!


「もういいから教室いくぞ!」


俺は無理やり実瑠来を連れて行った。
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