先生は私の青春でした
私はいつでも辛い事とか、嫌な事から逃げていた。


いつも逃げ道を作っていたと思う。


でも、将来関わる大事な事。

中途半端に投げ出したくなかった。


一回はやってみたいって自分で決めた道だから、最後までやりきろうって決めた。



次の日、先生の所に行った。

「先生、昨日は馬鹿なこと言ってごめんなさい…。やっぱり自分で決めた事なんだから、逃げないでやってみます…。だから、また勉強教えてください。」


「本気なんだな?」


「はい。」


「そうか…。お前にやる気があるんなら、俺はちゃんと応援するから」


そういって、私の頭を優しく撫でてくれた。



この日から、毎日先生の所に行って勉強を教えてもらった。


現代文以外も他の先生に教えてもらったりして、自分なりに勉強した。
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