先生は私の青春でした
「でも…謝っても許してくれないかもしれない」


「さくらちゃんと香織ちゃんは、ずっと友達だったんだろ?そんな事で壊れるような友情だったのか?」


「そんなのわかんないよ…。」


「さくらちゃんが、心を込めて謝れば絶対許して貰えるよ。だから勇気だして」



私は香織とずっと友達でいたい…。


許してくれなくてもいいから、謝ろうと思った。



「和也さんありがとう。かおちゃんにちゃんと謝ってみる…」



「そっか。頑張れよ!!」



「和也さん。さくらもう帰るね」


今すぐ家に帰って香織に電話をしたかった。
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