先生は私の青春でした
私は、所詮一人の生徒でしかない…。


生徒としてなら、先生は私の方を見てくれる。


言い方は悪いかもしれないけど、それなら生徒という立場を利用してやろうと思った。


ひねくれた考えだけど、それでも先生と仲良くなりたかった。



用もないのに先生の所に喋りかけに行ったり、先生の誕生日にケーキを作って先生にあげたりした。


冬休みも、先生が学校に来ている時は勉強を教えてもらった。


とにかく必死だったんだ…。
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