先生は私の青春でした
1時間待っても2時間待っても先生は来ない…。


(このまま先生に会えないのかな…。)


その時携帯が鳴った。


『もしもし?』


出てみると麻里からだった。


『さくら?今どこにいるの?早く打ち上げきなよ♪みんな待ってるんだから☆』

電話の向こうでみんなが盛り上がっている声が聞こえた。


『え…?うん…。今から行くよ』


『じゃあ待ってるよ♪早く来てねー』


みんなの楽しそうな声を聞くと余計に自分が虚しく感じた。
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