先生は私の青春でした
「おはよう」


「あっ…。おはよう」


先生の顔を見るのが何だか恥ずかしかった。


「先生もう起きてたんだ」


「お前も食べるだろ?たいしたもんじゃないけど、どうぞ」


先生に作ってもらった朝ごはんを食べて先生に家まで送ってもらった。



『先生今日はありがとう。仕事がんばってね』


帰ってからすぐにメールをした。



『こちらこそありがとう。今日向こう帰るんだよな。気をつけて帰れよ』




これが、先生からきた最後のメールでした…。
< 210 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop