先生は私の青春でした
次の日､クラブの休み時間にｹｰﾀｲを見ると理恵からメールが届いていた。

『昨日は楽しかったね☆なんか､よしかず君がさくらの連絡先教えてって言ってるから教えても良い？』

(よしかず君か…。どうしよう)

私は迷ったあげく､よしかず君に連絡先を教える事にした。

その日のうちに､よしかず君からメールがきた。

何度かメールをしていると､今度２人で遊ぼうと誘われた。

でも２人で遊ぶのは抵抗があったから､日曜日にまた４人で遊ぶ事になった。

日曜日､今日は飲みに行く事になった。みんな盛り上がってすごく楽しかった。家に帰ると､よしかず君から電話がかかってきた。

『今日はお疲れ。ちょっと時間遅かったけど家とか大丈夫だった？』

『うん。大丈夫だよ。電話なんてかかってきたからびっくりしたあ。どうしたの？』

『ちょっとさくらちゃんと話したくて。いきなりなんだけど､さくらちゃんって今彼氏居ないよね？』

『うん。居ないよ』

『俺さ、さくらちゃんの事好きなんだ。まだ会ったの２回だしおかしいかもしれないけど真剣に考えてみてほしい』
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