先生は私の青春でした
『えっ!?』

『返事はいつでも良いし、とりあえず又遊ぼう』

『うん。じゃあバイバイ』
そう言って電話を切った。

(なんですぐに好きとか言えるんだろ…。)

私は、正直真剣になんて思ってなかった。

今まで会ってすぐ告ってくる人も多くて、そういう人が理解出来なかったし、どうしても信じれなかった。

次の日、理恵の家で昨日の事を話した。

「そっかぁ。よしかず君に告られたんだ。って実は理恵知ってたんだよね。」

「知ってたの!?なんで!?」

「ちょっとさくら落ち着いて笑。なんかね、あっくんに聞いたの。
よしかず君がさくらの事好きっぽいって」

「そうだったんだ。でも会って2回目って早くない?」

「回数なんて関係ないと思うけどな。あっくん、よしかずはめったに人の事好きになったりしないから、さくらちゃんの事ほんとに好きだと思うって言ってたよ。」

「そうなんだ。」
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