先生は私の青春でした
「生徒と先生だってただの男と女だよ!!
世の中には生徒と先生って言う関係で結婚した人達だって居るんだから。
恋愛するのに立場なんて関係ないよ。
私達があきらめた時点で終わっちゃうんだから。
だって先生から好きになってもらえる事ないんだから私達が頑張らないと前には進めないよ。」


香織の言葉に、今まで自分が逃げていただけだと思った…



「かおちゃん…。
ありがとう。勇気でた…。そうだよね。自分が頑張らなきゃ前に進めないよね。私、もっと積極的に頑張る!!!」



今まで私は、自分が好きになったら相手にも好きになってほしいと思っていた。
確かにお互いに好きになれる事が1番理想かもしれない…。

でも、相手に好きになってもらえなくても相手の人を好きでいられる事が、幸せなんだという事に気付いた。
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