先生は私の青春でした
ある日、廊下で香織と一緒に話していた。

｢田中じゃん。｣

その時先生に話し掛けられた。

先生に話し掛けられるとやっぱり嬉しい。

私の顔はにやけてたと思う。

｢先生♪｣

その時急に香織が先生に話し掛けた。



｢先生は今彼女いないの？｣
私がずっと聞きたかった事を香織が聞いてくれた。


｢居ないよ。出会いもないしなー｣

(先生彼女居ないんだ…。良かった…)

先生の言葉に少し安心した。

｢じゃあ先生生徒に恋したりしないの？女の子いっぱいじゃん♪｣

香織はそういって、満足そうな顔で私の顔を見た。


(えっ！？香織！？いきなりその質問はないって)

私の為に聞いてくれたんだけど、香織の質問に焦ってしまった。


｢生徒とかありえないって。俺ら教師にとって生徒はお客さんだし商品だからな。
商品に手出したりしたらくびになっちゃうよ笑
それ以前に恋愛対象じゃないしな。
やっぱり生徒を恋愛対象として見るようなやつは教師失格だと思う｣

先生の答えはわかりきっていたけど、先生の口から聞くとやっぱりショックだった。
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