最強3年2組!!【完】
「わっすれるわけ無いじゃんよー!!」
「クラスメートの誕生日だぜ!?」
「ちぇっ!
サプライズにしようと思ってたのに!」
沈黙していたのは本当に刹那だけだった。
当の本人、竜太はサプライズという言葉に反応して
「えっマジ!?
うわ~俺超空気読めない奴じゃん!」
とクラスメートの言葉を信じていた。
そんな言葉にあたしは黙ったまま思索する。
いや…
サプライズじゃない!!
絶対本気だ……
本気で忘れてた!!
ていうか波奈っ
クラスのメンバーの誕生日全員分控えたんじゃなかったの!?
「ほんとだよ~!!」
そんなフォローをするクラスメートを見て
あたしが小悪魔だ……と思ったかどうかは定かではない。