大好き[短編]
中学1年生
あなたとクラスが一緒になれるようにお祈りしながらクラス表もらったのに、クラスが離れた。
ずっとクラスが一緒だから、あなたがいない教室はすごく違和感があったんだ。
好きな人が同じクラスにいないだけでこんなにも毎日がつまらなくなるなんて思いもしなかったよ。
そしたらある日、あなたが携帯を買ったね。
約束覚えてたのか分からないけど、本当にアドレスと番号を教えてくれたね。
でも、学校ではクラスが違うってのもあって全然しゃべらなくなったね。
唯つ、繋がってたのはメールだけ。
メールって不思議なの。
普段学校でしゃべらなくてもメールだと普通に会話が続く。
でもやっぱり楽しいことがあって浮かれ過ぎてたんだ。
ある日あなたからのメールを見てどん底に落ちた気分だったよ。
普通に前から相談とかのったり乗られたりしてたけど
「●●のこと好きだからサポートしてッ」
このメール見て私がすごくショックを受けてどんだけ泣いたかあなたは知らないでしょう。
でも、そのままメールがキレるのが嫌だったから私は相談にのり続けた。
そう。私は自分の心を見て見ぬふり。
ばかでしょ。
逃げたの。
そしたらある日またメール。
「告ったらOKされた。」
それを見て最初のメールより驚いて、その分泣いた。
それから表面上は応援していてもあなたがいつ別れるか。
もしかしたらもうすぐ別れるんじゃないか・・・・って心では期待してたんだ。