曖昧-aimai-
ユキがうちに来て3日たった。
熱もさがり元気になった。

「れえ。これどこー??」

「それは・・・その白い棚の上!!」

ユキがしばらく泊めてもらった
お礼に何でもしてあげる。
と言ったので部屋の模様替えの
手伝いを頼んだ。
すると意外だったらしく

「今までの女はだいたい俺に
抱いてって言ってたから。」

どんな理由だよ。

「私はそんなことしない。
私は・・・ユキと和やかに話したり、
笑ってたりできればいいの。」

ユキのあの瞳をしっかりと
見つめて言った。

「ふっ・・・・
ははははははは。」

ユキはいきなり笑いだした。

「え?!なんで??」

私はそんなユキに少し焦って。
ユキは笑い続けてて。

「れえは・・・
れえは今までの見てきた女の中で
一番いい女だよ。」
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