曖昧-aimai-
マンションについた私は
急いで部屋にユキさんを
連れていった。

とりあえず私が寝ているベッドに
ユキさんを寝せて私は
氷枕を作った。

熱をはかると39.5もあった。

「なんでこんな無理を・・・」

ユキさんはうっすら目をあけて

「れえが・・・・・」

「え??」

「れえが待ってるから・・・」

そういってほほえんだ。

「・・・・・ばか。」

私のために。
私のためにあそこで歌ってた。

「ユキさんはばかだよ・・・」

何故か。泣けたんだ。

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