my name



「赤木君は?」

「まだ帰ってきてないのよー」

と言いながらあたしのご飯をもってくる。


そうなんだ…。

遊んでるのかな。



顔を合わせなくてすんでほっとしている自分がいた。



その夜、赤木君が帰って来たのは10時頃だった。


隣の部屋に帰って来た音がしたから。



明日の朝は気合い入れなきゃと思って眠りに就いた。



だけど……


その日から赤木君と話すことはなくなった。










< 46 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop